図書館>>>異世界
中継地点・村…?
馬の上なう。警戒心?うん。最初は持ってたよ。
たださー、考えたら私、馬なんぞ乗れないから!
現代日本に於いて、乗馬教育なんて、なかなか無いよね!
「見えますか?あの村に今日は泊まります」
真後ろから頭に降ってきた、声。
実は私、団長さんと一緒に馬に乗ってます。
団長さんと馬の間にちょこん。
つまり腕の中にはいってマス。
あ、暁は空を飛んでます。追っかけてきてるらしい。
普通、龍は人間になつかないらしく、やっぱり驚かれたけど。
多分、城までついてくるだろうってさ。
どうでもいいが、この状況、恥ずかしいいい!
「ヨル?疲れましたか?」
反応が無いのが気になったなが、団長が私の額に手を当てた。
え、ちょ、別に熱とかないっす!
因みに『様』は大否定してやめてもらった。
「万事おっけー。従いマス。因みに熱も無いので大丈夫です…はは」
大人しくするよ私は。だって、従わなきゃ生きていけないし。