君がいれば・・・①
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更衣室へ行くと亜佐美が近寄ってきた。



「おはよ~ 瀬奈」



「おはよう」



にこっと笑って亜佐美を見る。



「瀬奈、昨日良い事でもあった?」



亜佐美の鋭い指摘に瀬奈はドキッとした。



「ううん、何もないよ」



今は誰にもこの恋は話せない。



この恋が無くなってしまう事もある。



まだシンが自分を愛してくれているのが信じられない。



瀬奈は制服に着替えた。




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