君がいれば・・・①
デートの誘い
シンはちょうど着たエレベーターに乗った。
じろじろ見られないうちに頭を下げてやり過ごす。
エレベーターは4階の紳士服売り場に止まった。
シンは降りると瀬奈の姿を求めて歩き出した。
さっきはとっさに入った場所だったので、どこに入ったか分らない。
たしか……スーツ売り場だ。
相変わらず、客より店員が多いな。
通路を歩いていると「いらしゃいませ」のオンパレード。
歩いているとワイシャツを丁寧にたたんでいる瀬奈の姿を目にした。
やはり辺りには瀬奈しか居なかった。
瀬奈の後ろに立ったシンは口を開いた。
「セナ」
「え?」
突然名前を呼ばれた瀬奈はビクッと身体を震わせてから振り向いた。
じろじろ見られないうちに頭を下げてやり過ごす。
エレベーターは4階の紳士服売り場に止まった。
シンは降りると瀬奈の姿を求めて歩き出した。
さっきはとっさに入った場所だったので、どこに入ったか分らない。
たしか……スーツ売り場だ。
相変わらず、客より店員が多いな。
通路を歩いていると「いらしゃいませ」のオンパレード。
歩いているとワイシャツを丁寧にたたんでいる瀬奈の姿を目にした。
やはり辺りには瀬奈しか居なかった。
瀬奈の後ろに立ったシンは口を開いた。
「セナ」
「え?」
突然名前を呼ばれた瀬奈はビクッと身体を震わせてから振り向いた。