君がいれば・・・①
だって、シンを思い出すと寂しくなってしまう。


やっぱりわたしにはモデルなんて出来ないよ。



シンの噂を思い出して泣きたくなった。



「ちょっと休憩視しよう」



信也の合図で2人にアイスコーヒーを広報室の女性が持って来た。




******



はぁ~


疲れた……。



自分の部屋に戻るとベッドにバタンと倒れた。



あれから信也さんはすごく褒めてくれたけど……本当に出来ていたのかな……。



自分の顔に自信はないからなおさらだ。



そういえば携帯ずっと見ていなかった……。



瀬奈は飛び起きてバッグの中から携帯を取り出した。



あっ!シンからあったんだ……。



着信の時刻は10時。



今は……12時を回っている。




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