君がいれば・・・①
『セナ、電話切らずにそのままだっただろう?』
「え……」
『つながらないから焦ったよ』
そうか……シンは自分からかけるつもりで……。
「ごめんなさい……」
『それよりセナ、来週の火曜の夜は空いている?』
夜は毎日空いている。
「うん」
『水曜日は?』
「あ……休み……」
『良かった 火曜日の最終便でそっちに行くよ』
「ほ、本当に!?」
思いがけない知らせに瀬奈は声を上げた。
嬉しくて倒れちゃいそう。
『すぐに会えるよ セナ じゃあもう切るよ おやすみ』
帰って来たばかりのセナを気遣ってシンは電話を切った。
すごい……シンが来てくれるなんて。
今の話が夢見たい。
本当だよね?夢じゃないよね?
その夜、瀬奈はなかなか寝付けなかった。
「え……」
『つながらないから焦ったよ』
そうか……シンは自分からかけるつもりで……。
「ごめんなさい……」
『それよりセナ、来週の火曜の夜は空いている?』
夜は毎日空いている。
「うん」
『水曜日は?』
「あ……休み……」
『良かった 火曜日の最終便でそっちに行くよ』
「ほ、本当に!?」
思いがけない知らせに瀬奈は声を上げた。
嬉しくて倒れちゃいそう。
『すぐに会えるよ セナ じゃあもう切るよ おやすみ』
帰って来たばかりのセナを気遣ってシンは電話を切った。
すごい……シンが来てくれるなんて。
今の話が夢見たい。
本当だよね?夢じゃないよね?
その夜、瀬奈はなかなか寝付けなかった。