君がいれば・・・①
「セナ?」
「あたし、歯ブラシも着替えもパジャマも持ってないし……」
「歯ブラシはここにあるし、バスローブを着て寝ればいい。着替えは明日届けさせるよ」
えっ……届けさせるってそんな事まで出来るの……?
「もう拒む理由がなくなったね?」
一緒に寝るって言う事は寝顔を見られちゃうかもしれないし、寝相が気になるし、いびきをかいちゃうかもしれないと思うと恐ろしくて一緒に眠れないよ……。
「セナ?」
返事をしない……いや、出来ないのだ。
瀬奈自身一緒にいたい気持ちの方が大きい。
でもさっき考えた事が現実に起こったらシンに嫌われちゃう。
「……あのね……寝相が悪いかもしれないし、いびきをかくかも知れないの……そうしたらわたしのこと嫌いになっちゃうでしょ?……だから帰る」
何だ……そんな事が理由か……。
シンが瀬奈の理由を聞いてフッと笑う。
「あたし、歯ブラシも着替えもパジャマも持ってないし……」
「歯ブラシはここにあるし、バスローブを着て寝ればいい。着替えは明日届けさせるよ」
えっ……届けさせるってそんな事まで出来るの……?
「もう拒む理由がなくなったね?」
一緒に寝るって言う事は寝顔を見られちゃうかもしれないし、寝相が気になるし、いびきをかいちゃうかもしれないと思うと恐ろしくて一緒に眠れないよ……。
「セナ?」
返事をしない……いや、出来ないのだ。
瀬奈自身一緒にいたい気持ちの方が大きい。
でもさっき考えた事が現実に起こったらシンに嫌われちゃう。
「……あのね……寝相が悪いかもしれないし、いびきをかくかも知れないの……そうしたらわたしのこと嫌いになっちゃうでしょ?……だから帰る」
何だ……そんな事が理由か……。
シンが瀬奈の理由を聞いてフッと笑う。