君がいれば・・・①
初めての夜
手を差し出されて人形のようにその手を掴み寝室へ向う。
立ち上がったセナに緊張の色が走ったのがわかった。
怖がらせてしまって可哀想になる。
「セナ、緊張しないで こっちの方が緊張してくる」
おどけたように言って笑った。
瀬奈は素直にバスローブの紐を直して言われたとおり横になった。
シンも瀬奈の隣に横に滑り込む。
そして瀬奈の頭の下に腕を入れて抱き寄せる。
どうしよう……心臓がバクバクして、こんなんじゃ眠れないよ……。
シンが部屋の電気をベッドサイドのライトを1つにすると部屋は薄暗くなった。
「セナ、そんなに固まらないで……」
「う、うん……」
薄明かりの中、すぐ近くにシンの顔が見える。
今日のシンは写真集のシンじゃない。
立ち上がったセナに緊張の色が走ったのがわかった。
怖がらせてしまって可哀想になる。
「セナ、緊張しないで こっちの方が緊張してくる」
おどけたように言って笑った。
瀬奈は素直にバスローブの紐を直して言われたとおり横になった。
シンも瀬奈の隣に横に滑り込む。
そして瀬奈の頭の下に腕を入れて抱き寄せる。
どうしよう……心臓がバクバクして、こんなんじゃ眠れないよ……。
シンが部屋の電気をベッドサイドのライトを1つにすると部屋は薄暗くなった。
「セナ、そんなに固まらないで……」
「う、うん……」
薄明かりの中、すぐ近くにシンの顔が見える。
今日のシンは写真集のシンじゃない。