君がいれば・・・①
シンを部屋に入れた瀬奈はドキドキしていた。
初めて弟と父以外の異性を部屋に入れた。
部屋はきれいに片付いている。
女の子らしいピンク色を主とした部屋だ。
「セナはピンクが好きなの?」
シンが部屋に入ってぐるっと見回して言う。
「うん 大好き シンのお部屋は?」
「黒・グレー・白・赤かな?」
自分の家を思い出しながら言う。
「うわ~ シンのお部屋モダンだね? あっ、そこに座ってね」
6畳ほどの部屋で座る所と言ったらベッドの上しかない。
ベッドの上に真っ白なウサギのぬいぐるみがあった。
あの時のウサギだ。
お前はいつもセナの横で寝ているんだな……。
そのウサギが羨ましくなった。
初めて弟と父以外の異性を部屋に入れた。
部屋はきれいに片付いている。
女の子らしいピンク色を主とした部屋だ。
「セナはピンクが好きなの?」
シンが部屋に入ってぐるっと見回して言う。
「うん 大好き シンのお部屋は?」
「黒・グレー・白・赤かな?」
自分の家を思い出しながら言う。
「うわ~ シンのお部屋モダンだね? あっ、そこに座ってね」
6畳ほどの部屋で座る所と言ったらベッドの上しかない。
ベッドの上に真っ白なウサギのぬいぐるみがあった。
あの時のウサギだ。
お前はいつもセナの横で寝ているんだな……。
そのウサギが羨ましくなった。