君がいれば・・・①
舌をさし入れ、絡め、吸い尽くすと最初は恥ずかしがっていた瀬奈はとろけるような表情で口づけを返し始めた。
でも出来るのはここまでだ。
無理強いはしたくないし、階下にはジフンがいる。
いつの間にベッドに押し倒してしまった瀬奈を起こす。
「君は甘美で甘いね」
シンが微笑むと瀬奈の顔が耳まで真っ赤になった。
瀬奈が落ち着くまでしばらく時間がかかった。
「あ、あのね ママは今、韓国に旅行に行っているの シンの事知っていて実はファンだったの たぶんファンクラブにも入っている」
その娘は全然知らなかったとはな。
自分の事を知らなかった瀬奈を思い出しクスッと笑った。
「何で笑ってるの?」
小首を傾げて聞くセナは可愛い。
「君のママは俺の事を知っていたのに……と思ってね」
「う……ん 韓流ブームだけど全然興味なかったの」
紳士服の更衣室で会った時に知っていたら、シンはあたしに興味を示してくれたかな……。
そんな思いが脳裏をよぎった。
でも出来るのはここまでだ。
無理強いはしたくないし、階下にはジフンがいる。
いつの間にベッドに押し倒してしまった瀬奈を起こす。
「君は甘美で甘いね」
シンが微笑むと瀬奈の顔が耳まで真っ赤になった。
瀬奈が落ち着くまでしばらく時間がかかった。
「あ、あのね ママは今、韓国に旅行に行っているの シンの事知っていて実はファンだったの たぶんファンクラブにも入っている」
その娘は全然知らなかったとはな。
自分の事を知らなかった瀬奈を思い出しクスッと笑った。
「何で笑ってるの?」
小首を傾げて聞くセナは可愛い。
「君のママは俺の事を知っていたのに……と思ってね」
「う……ん 韓流ブームだけど全然興味なかったの」
紳士服の更衣室で会った時に知っていたら、シンはあたしに興味を示してくれたかな……。
そんな思いが脳裏をよぎった。