君がいれば・・・①
「良かった じゃあ7時に従業員通用門でね」
そう言うと行ってしまった。
「亜佐美……困るよ」
「いいじゃん 彼氏いない歴22年にピリオドが打てるでしょ?それに皆がいる前で誘うなんてすごいじゃん!」
瀬奈に彼氏が出来た事を知らない亜佐美の勝手な解釈。
「わがデパートで一番もてる葉山さんからのお誘い 行かない訳にはいかないでしょ?」
「もう……」
瀬奈はため息を吐いた。
後で断ろう。
7時ちょうどに従業員通用門に行くと葉山は待っていた。
瀬奈の姿を見ると優しく微笑み手を上げた。
「あの……」
瀬奈が立ち止まって葉山を見ると、後から来たデパートの女性従業員にじろじろ見られた。
「行こうか」
断る暇もなく葉山はどんどん先へ行ってしまって瀬奈は小走りになるしかなかった。
そう言うと行ってしまった。
「亜佐美……困るよ」
「いいじゃん 彼氏いない歴22年にピリオドが打てるでしょ?それに皆がいる前で誘うなんてすごいじゃん!」
瀬奈に彼氏が出来た事を知らない亜佐美の勝手な解釈。
「わがデパートで一番もてる葉山さんからのお誘い 行かない訳にはいかないでしょ?」
「もう……」
瀬奈はため息を吐いた。
後で断ろう。
7時ちょうどに従業員通用門に行くと葉山は待っていた。
瀬奈の姿を見ると優しく微笑み手を上げた。
「あの……」
瀬奈が立ち止まって葉山を見ると、後から来たデパートの女性従業員にじろじろ見られた。
「行こうか」
断る暇もなく葉山はどんどん先へ行ってしまって瀬奈は小走りになるしかなかった。