君がいれば・・・①
身づくろいをして受付に戻ると、亜佐美がニヤニヤして待っていた。
周りには先輩はいない。
「昨日はどうだったのよ? 葉山部長とデート♪」
亜佐美が小さな声で聞く。
周りに先輩たちがいないので、やっと昨日の事が聞ける。
瀬奈はため息を付いてカウンターの案内のパンフレットを整える。
「何もないよ」
そう小さな声で答えてからパンフレットを貰いに来た女性ににこやかに「いらっしゃいませ」と挨拶する。
「何もなくて食事に誘う?」
めげずに聞いてくる。
「そういう時もあるでしょ」
10分後先輩が戻ってくるまで亜佐美の攻撃は続いた。
最近、亜佐美に隠すことばかり……。
心の中で亜佐美に謝った。
今日は母親が帰ってくる日だ。
シンから貰ったサイン、ママ見たらなんて言うかな。
周りには先輩はいない。
「昨日はどうだったのよ? 葉山部長とデート♪」
亜佐美が小さな声で聞く。
周りに先輩たちがいないので、やっと昨日の事が聞ける。
瀬奈はため息を付いてカウンターの案内のパンフレットを整える。
「何もないよ」
そう小さな声で答えてからパンフレットを貰いに来た女性ににこやかに「いらっしゃいませ」と挨拶する。
「何もなくて食事に誘う?」
めげずに聞いてくる。
「そういう時もあるでしょ」
10分後先輩が戻ってくるまで亜佐美の攻撃は続いた。
最近、亜佐美に隠すことばかり……。
心の中で亜佐美に謝った。
今日は母親が帰ってくる日だ。
シンから貰ったサイン、ママ見たらなんて言うかな。