君がいれば・・・①
仕事を終えて家に戻ると、母は韓国旅行から帰っていた。
「ママ、お帰りなさい」
リビングのテーブルの上にお土産をずらっと並べている。
「ただいま 瀬奈」
「旅行どうだった?」
韓国のりとキムチが、とにかくいっぱいある。
「楽しかったわ~ スタジオ見学コースって言うのがあって行ったのよ」
そんなコースがあるんだ。
ふむふむと頷く。
「でもね~ シンとは会えなかったわ ママ残念なのぉ」
「あのね、ママ この間シンが来た時に会社の人がサイン貰ってくれていたの 2枚貰ったからママに1枚上げるね」
そう言って部屋からサインされた紙を渡した。
「すごいわ~ 本物のシンのサインね~」
サインを見ただけでうきうきした母は乙女のようだと瀬奈は思った。
和馬にはシンとの事は口止めしてある。
ちゃらんぽらんに見えて口は堅いから大丈夫だと思う。
「ママ、お帰りなさい」
リビングのテーブルの上にお土産をずらっと並べている。
「ただいま 瀬奈」
「旅行どうだった?」
韓国のりとキムチが、とにかくいっぱいある。
「楽しかったわ~ スタジオ見学コースって言うのがあって行ったのよ」
そんなコースがあるんだ。
ふむふむと頷く。
「でもね~ シンとは会えなかったわ ママ残念なのぉ」
「あのね、ママ この間シンが来た時に会社の人がサイン貰ってくれていたの 2枚貰ったからママに1枚上げるね」
そう言って部屋からサインされた紙を渡した。
「すごいわ~ 本物のシンのサインね~」
サインを見ただけでうきうきした母は乙女のようだと瀬奈は思った。
和馬にはシンとの事は口止めしてある。
ちゃらんぽらんに見えて口は堅いから大丈夫だと思う。