君がいれば・・・①
電車に乗って羽田空港に向う。
無事に飛行機に乗ると、瀬奈はほっとしたが疲れを感じた。
喉は相変わらず痛かった。
時々、咳が出る。
酷くならないといいな……。
窓際の席に座った瀬奈は窓から見える雲を眺めていた。
一つ開いた隣の席に座ったビジネスマンらしい男の人がちらっちらっと自分を見ている事にも気がつかなかった。
心はシンに飛んでいる。
日本と韓国、思ってたより近い。
なんかシンとの距離が狭まった感じがする。
金浦空港に飛行機が到着すると、一つ空いた隣の席の男性が上に置いた瀬奈のスーツケースを取ってくれた。
「あ、ありがとうございます」
ニコッと笑ってお礼を言うと、ここぞとばかりに男性が話しかけてきた。
「韓国へはお1人で?」
「は、はい……」
見れば分るのに……。
無事に飛行機に乗ると、瀬奈はほっとしたが疲れを感じた。
喉は相変わらず痛かった。
時々、咳が出る。
酷くならないといいな……。
窓際の席に座った瀬奈は窓から見える雲を眺めていた。
一つ開いた隣の席に座ったビジネスマンらしい男の人がちらっちらっと自分を見ている事にも気がつかなかった。
心はシンに飛んでいる。
日本と韓国、思ってたより近い。
なんかシンとの距離が狭まった感じがする。
金浦空港に飛行機が到着すると、一つ空いた隣の席の男性が上に置いた瀬奈のスーツケースを取ってくれた。
「あ、ありがとうございます」
ニコッと笑ってお礼を言うと、ここぞとばかりに男性が話しかけてきた。
「韓国へはお1人で?」
「は、はい……」
見れば分るのに……。