君がいれば・・・①
そうだ……倒れちゃったんだ……。
「シン、ごめんね……」
「謝るのは俺の方だよ あんなに暑い中待たせてしまった」
瀬奈の瞳が潤んでいるのは熱のせいだ。
そう分っていてもセナを抱きしめてキスをしたくなる。
「気分は?」
「平気……」
平気なわけがない。
セナは無理している。
「点滴が終わったら帰ろうな」
その言葉にコクッと頭が揺れ瀬奈は目を閉じた。
「シン、ごめんね……」
「謝るのは俺の方だよ あんなに暑い中待たせてしまった」
瀬奈の瞳が潤んでいるのは熱のせいだ。
そう分っていてもセナを抱きしめてキスをしたくなる。
「気分は?」
「平気……」
平気なわけがない。
セナは無理している。
「点滴が終わったら帰ろうな」
その言葉にコクッと頭が揺れ瀬奈は目を閉じた。