君がいれば・・・①
楽しい時間
電話を切った後、少ししてから瀬奈が黒のキャミワンピースを着て戻ってきた。
病み上がりでずっと起きているのは体に負担がかかる。
それに無理もさせてしまった。
まだ顔色の良くない瀬奈を見て、シンは出してあった救急箱から体温計を取り出した。
「熱測って」
「大丈夫だよ?」
渡された瀬奈がポカンとしている。
「昨日の点滴で調子が良くなったかもしれないけど、先生もゆっくり休まないと長引くって言っていたんだ」
「もう大丈夫だよ」
眠ってなんていられない。
シンといられる時間は刻一刻と過ぎていく。
「とにかく熱を測って」
シンにやんわり命令をされて瀬奈はソファーに座った。
その姿を見てから、その間にシンは朝食を作り始めた。
瀬奈はキッチンの中にいるシンを心配げに見ていた。
病み上がりでずっと起きているのは体に負担がかかる。
それに無理もさせてしまった。
まだ顔色の良くない瀬奈を見て、シンは出してあった救急箱から体温計を取り出した。
「熱測って」
「大丈夫だよ?」
渡された瀬奈がポカンとしている。
「昨日の点滴で調子が良くなったかもしれないけど、先生もゆっくり休まないと長引くって言っていたんだ」
「もう大丈夫だよ」
眠ってなんていられない。
シンといられる時間は刻一刻と過ぎていく。
「とにかく熱を測って」
シンにやんわり命令をされて瀬奈はソファーに座った。
その姿を見てから、その間にシンは朝食を作り始めた。
瀬奈はキッチンの中にいるシンを心配げに見ていた。