君がいれば・・・①
セナは鋭いところを突いている。
ひと目を避けていたのは事実だ。
「ひと目は……たしかに避けているよ」
「どうして……?」
もしかしたらジフンは犯罪者……?
こんな素敵な犯罪者がいるのだろうか……。
でも付いて来たのは軽率だったかもしれない。
「俺は……まぶしい所がだめなんだ 人ごみも苦手」
とっさに出た嘘の言葉。
胸のポケットからサングラスを見せる。
「まぶしい所?」
「あぁ、瞳が弱くてね ずっとキャップをかぶっていたから髪に癖がついてもう脱ぎたくないんだ」
そうだったんだ……。
瞳の色素が薄い人って目が弱いって聞いた事があるかも。
ちょっと矛盾したシンの答えに瀬奈は納得している。
ひと目を避けていたのは事実だ。
「ひと目は……たしかに避けているよ」
「どうして……?」
もしかしたらジフンは犯罪者……?
こんな素敵な犯罪者がいるのだろうか……。
でも付いて来たのは軽率だったかもしれない。
「俺は……まぶしい所がだめなんだ 人ごみも苦手」
とっさに出た嘘の言葉。
胸のポケットからサングラスを見せる。
「まぶしい所?」
「あぁ、瞳が弱くてね ずっとキャップをかぶっていたから髪に癖がついてもう脱ぎたくないんだ」
そうだったんだ……。
瞳の色素が薄い人って目が弱いって聞いた事があるかも。
ちょっと矛盾したシンの答えに瀬奈は納得している。