君がいれば・・・①
「俺、何かしたか?」



瀬奈が信也の視線を追ってみると、6メートルほど離れた所にシンが立っていた。



瀬奈と目があったのに、にこりともしないシン。



それどころか怖い顔をしている。



シン……?







シンとジフンは日本のTV局のプロディーサーと話をしていた。



シンとしては早く終わらせて部屋に戻りたかった。



セナに早く会いたい。



もう着いた所だろうか……。



【おい、セナちゃんが男と一緒にいるぞ?】



ジフンの声でシンはジフンが見ている方向を見る。



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