君がいれば・・・①
瀬奈はハンサムな男性の側に立っていて笑っていた。



セナ……?



なぜここに瀬奈がいるのか訳も分らず、瀬奈の側で笑っている男に嫉妬する。



【なぜ……?あの男は?】



ジフンが瀬奈を見ているシンに言うと、シンが歩き出した。



【お、おい】



ジフンの制止も聞かず、シンは瀬奈の方に歩き出した。




「瀬奈ちゃん、パク・シンと知り合い?」



「そんなわけないじゃないですか」



瀬奈が歩いてくるシンから逃げたくなった。



怖い顔をしている……。


入ってきちゃダメだったのかな……。



そんな事を考えて瀬奈は悲しくなった。



瀬奈の所へあと少しという所で、シンは男性に呼び止められ足を止めた。



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