君がいれば・・・①
時計は……ものすごく高いブランド時計に見える。



まだ若いのにかなり高い時計をしているジフンは何者なんだろうと再び考え始める。



あっ!そうだ!韓国って確か……偽物天国なんだよね?



ジフンのしている時計ももしかしたら偽物なのかも知れない。



そう思うことにした。



「どうしたの?」



黙り込んでしまった瀬奈にシンが顔を近づける。



近い、近いってば……。



「な、なんでもない」



ぶんぶん頭を振って笑いかける。



「そう?もうすぐだよ」







< 32 / 430 >

この作品をシェア

pagetop