君がいれば・・・①
「愛されていなければあんな目つきで俺を見ないだろうし、俺は今にも殴られそうだった」



「信也さん……」



「応援するよ 面白いね 君とパク・シンか……でも泣く男が1人いるね?」



話しながら信也は、もう一つの部屋に瀬奈を促した。



「泣く男?」


ポカンとした表情で信也を見る。



「葉山」



「あっ……どうしてそれを?」



「親しい仲なんだ 彼が瀬奈ちゃんの事が好きなのも知っている 結婚を前提で交際を申し込んだことも」



信也がにっこり笑う。



「でも瀬奈ちゃんの気持ちはイケメンの葉山よりも大スター パク・シンなんだね?」




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