君がいれば・・・①
「当たり前だよ? わたしの方がシンの事愛しているんだから」
『それは違う 俺の方がセナを愛している』
瀬奈の言った言葉にシンがまじめな声で言う。
「そんな事ないもん!」
そんな事ないもんって……。
韓国人の自分でも瀬奈の子供っぽい言い回しは分る。
セナが可愛い。
早く結婚してしまいたいくらいだ。
『そういう事にしておくよ』
笑ったシンの声が耳に心地よい。
その言葉の後にちゅっとキスの音が聞こえて瀬奈の顔は赤くなったのだった。
******
昨日のシンとの電話が瀬奈の気持ちを軽くさせてくれた。
撮影にもそれが出て、信也に今日は良いねと言われた。
おかげで順調に撮影は進んだ。
「良い笑顔だ いい事があったんだね?」
休憩で信也に言われて瀬奈は頬を赤らめた。
これでは葉山に出番はないな。
今日の打ち上げには葉山も来る。
さて……どうなる事やら……。
冬のポスター撮りは無事に終わり、安堵しながら瀬奈は私服に着替えた。
『それは違う 俺の方がセナを愛している』
瀬奈の言った言葉にシンがまじめな声で言う。
「そんな事ないもん!」
そんな事ないもんって……。
韓国人の自分でも瀬奈の子供っぽい言い回しは分る。
セナが可愛い。
早く結婚してしまいたいくらいだ。
『そういう事にしておくよ』
笑ったシンの声が耳に心地よい。
その言葉の後にちゅっとキスの音が聞こえて瀬奈の顔は赤くなったのだった。
******
昨日のシンとの電話が瀬奈の気持ちを軽くさせてくれた。
撮影にもそれが出て、信也に今日は良いねと言われた。
おかげで順調に撮影は進んだ。
「良い笑顔だ いい事があったんだね?」
休憩で信也に言われて瀬奈は頬を赤らめた。
これでは葉山に出番はないな。
今日の打ち上げには葉山も来る。
さて……どうなる事やら……。
冬のポスター撮りは無事に終わり、安堵しながら瀬奈は私服に着替えた。