君がいれば・・・①

楽しい時間

うれしそうなセナの顔を見てシンは嬉しかった。



今まで女にぬいぐるみをプレゼントした事はない。



いつも花束か宝石。



ぬいぐるみ一つで喜ぶセナを見ていると部屋いっぱいの花をプレゼントしたくなった。



もう乗り物などどうでも良かった。



セナを抱きしめたい。



「セナ お腹すいた?」



「うん ジフン、あれ食べようよ」



瀬奈が指差したのはピザのお店。



「ジフン、ピザは嫌い?」



「いや、セナはピザでいいの?」



ここならもっとしゃれた店もあるのに。




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