君がいれば・・・①
2人
「セナさん?」
ジフンが瀬奈を振り返る。
「え?は、はい……」
ヒールを脱ぎ、フローリングに着けた足が震える。
この奥にシンがいる……。
会いたかったシンがいる……。
瀬奈のバッグがジフンから渡された。
「邪魔者は消えますから」
そう言うとジフンは瀬奈を残し出て行った。
ここで置いていかれても……。
シンと会うのが怖い……。
「セナか!?」
奥の部屋でシンの声がした。
衣擦れの音がして薄いブルーのシャツとグレーのズボンをはいたシンが姿を見せた。
ふらつくのか壁に手を付いている。
ジフンが瀬奈を振り返る。
「え?は、はい……」
ヒールを脱ぎ、フローリングに着けた足が震える。
この奥にシンがいる……。
会いたかったシンがいる……。
瀬奈のバッグがジフンから渡された。
「邪魔者は消えますから」
そう言うとジフンは瀬奈を残し出て行った。
ここで置いていかれても……。
シンと会うのが怖い……。
「セナか!?」
奥の部屋でシンの声がした。
衣擦れの音がして薄いブルーのシャツとグレーのズボンをはいたシンが姿を見せた。
ふらつくのか壁に手を付いている。