君がいれば・・・①
シンが瀬奈の髪を撫でていない方の手を額に置いた。
「シン……?」
どうしたのかと小首をかしげてみるとシンが喉の奥でクッと笑った。
「ほんとに 瀬奈は可愛いな」
「?」
「俺、プロポーズしているんだけど?」
「え、えーーーーーっ!」
びっくりして目が大きく見開かれる。
「返事は?」
そう聞かれて瀬奈はシンの体の上からもそっと床に下りる。
「セナ?」
シンもその場に起き上がり肩肘を付いて瀬奈を見ている。
「嬉しいけど……おじい様に反対されているんだよ?」
出来る事ならばもう2度と会いたくないのに。
「もう何も言わせないと言っただろう?セナと離れたくないんだ」
そう言われても素直にプロポーズを喜べない瀬奈。
「セナ?」
うつむいてしまった瀬奈の顎に手をかけて自分の方を向かせる。
顔を上げた瀬奈は困惑している表情だった。
「シン……?」
どうしたのかと小首をかしげてみるとシンが喉の奥でクッと笑った。
「ほんとに 瀬奈は可愛いな」
「?」
「俺、プロポーズしているんだけど?」
「え、えーーーーーっ!」
びっくりして目が大きく見開かれる。
「返事は?」
そう聞かれて瀬奈はシンの体の上からもそっと床に下りる。
「セナ?」
シンもその場に起き上がり肩肘を付いて瀬奈を見ている。
「嬉しいけど……おじい様に反対されているんだよ?」
出来る事ならばもう2度と会いたくないのに。
「もう何も言わせないと言っただろう?セナと離れたくないんだ」
そう言われても素直にプロポーズを喜べない瀬奈。
「セナ?」
うつむいてしまった瀬奈の顎に手をかけて自分の方を向かせる。
顔を上げた瀬奈は困惑している表情だった。