君がいれば・・・①
「セナ、奥へ行こう」
シンの声にハッとした。
店内にいる客、ほとんどが自分達を見ていた。
シンの手が瀬奈の肩に回る。
シン、わざと見せつけているみたい……。
瀬奈は困惑しながらも肩に触れられたシンの手が嬉しかった。
小さいと思われた店は奥行きがあって瀬奈は個室の部屋へ通された。
「セナ、よだれが出てる」
「えっ!?」
ビックリして右手を口に持っていく。
「うそ」
「もうっ!」
「さっき、もの欲しそうな顔をして見ていたからね?」
「思ったよりお腹が空いていたみたい」
「たっぷり食べるといいよ ここのはおいしいから」
にっこり微笑まれて瀬奈も笑った。
シンの声にハッとした。
店内にいる客、ほとんどが自分達を見ていた。
シンの手が瀬奈の肩に回る。
シン、わざと見せつけているみたい……。
瀬奈は困惑しながらも肩に触れられたシンの手が嬉しかった。
小さいと思われた店は奥行きがあって瀬奈は個室の部屋へ通された。
「セナ、よだれが出てる」
「えっ!?」
ビックリして右手を口に持っていく。
「うそ」
「もうっ!」
「さっき、もの欲しそうな顔をして見ていたからね?」
「思ったよりお腹が空いていたみたい」
「たっぷり食べるといいよ ここのはおいしいから」
にっこり微笑まれて瀬奈も笑った。