君がいれば・・・①
左腕にジンとした痛みが広がったかと思うと焼けるように痛んだ。
「瀬奈っ!」
亜佐美が瀬奈に駆け寄る。
瀬奈を襲った少女は警備員2人に取り押さえられていた。
「大丈夫!?」
「だい……じょうぶ…… かすっただけだから……」
警備員の男が瀬奈にかがみ込んだ。
「見せてください」
瀬奈の右手は左の傷口を押さえていた。
右手の指から血が流れている。
瀬奈はそっと右手を外した。
相当痛いはずだが、何も言わない瀬奈を警備員の男は感心した。
傷口を見てから綺麗なハンカチで患部を押さえると縛る。
「瀬奈っ!」
亜佐美が瀬奈に駆け寄る。
瀬奈を襲った少女は警備員2人に取り押さえられていた。
「大丈夫!?」
「だい……じょうぶ…… かすっただけだから……」
警備員の男が瀬奈にかがみ込んだ。
「見せてください」
瀬奈の右手は左の傷口を押さえていた。
右手の指から血が流れている。
瀬奈はそっと右手を外した。
相当痛いはずだが、何も言わない瀬奈を警備員の男は感心した。
傷口を見てから綺麗なハンカチで患部を押さえると縛る。