君がいれば・・・①
ドラマのように
翌日仕事に行こうとするとママに反対された。
「ママ、平気だから」
そう言って心配そうな母に笑って仕事に出かけた。
昨日あんな事があった場所はいつもと変わらなかった。
この事件がマスコミにさらされればシンのファンの想いを増長させてしまうものなので、広報部長の葉山が各社に連絡を取り記事にはならないように手を打ったと聞いた。
出社すると興味津々の目にさらされている気がした。
亜佐美が側にいてくれたので瀬奈は心強かった。
******
お昼過ぎ、葉山が受付にいる瀬奈に近づいた。
「木下さん ケガは大丈夫ですか?」
今は冬服なので包帯をしている箇所は外から見えない。
「はい お騒がせして済みませんでした」
瀬奈は頭をぺこっと下げた。
「大事に至らなくて良かったよ」
そう言って微笑み、葉山は戻って行った。
「ママ、平気だから」
そう言って心配そうな母に笑って仕事に出かけた。
昨日あんな事があった場所はいつもと変わらなかった。
この事件がマスコミにさらされればシンのファンの想いを増長させてしまうものなので、広報部長の葉山が各社に連絡を取り記事にはならないように手を打ったと聞いた。
出社すると興味津々の目にさらされている気がした。
亜佐美が側にいてくれたので瀬奈は心強かった。
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お昼過ぎ、葉山が受付にいる瀬奈に近づいた。
「木下さん ケガは大丈夫ですか?」
今は冬服なので包帯をしている箇所は外から見えない。
「はい お騒がせして済みませんでした」
瀬奈は頭をぺこっと下げた。
「大事に至らなくて良かったよ」
そう言って微笑み、葉山は戻って行った。