君がいれば・・・①
扉が開いて入ってきた人物を見て瀬奈はビックリした。
「シ、シン……?」
ダークスーツを着こなしたシンが黄色いバラの大きな花束を持って瀬奈に向かって歩いてきた。
「セナ」
自分の名前を呼ぶシンの声が今まで緊張していた瀬奈の気持ちを和らいでくれた。
セナと呼ばれて笑みをシンに向けていた。
「シン」
大きな黄色い花束を差し出されて瀬奈は反射的にそれを受け取る。
「綺麗な花束……」
どうしてシンがここにいるの?
どうして花束なんか……?
花束とシンを交互に見る瀬奈にシンが微笑む。
「セナ、愛しているよ 一生側にいて 結婚して欲しい」
えっ!?
シンの口から出た言葉に驚く。
「シ、シン……プロポーズ……?」
「もう離れていられないんだ」
注目を浴びすぎているのはわかったが前回やんわりと断られているシンは公衆の面前でプロポーズをした。
瀬奈の目から涙が溢れ出た。
「シン……わたしでいいの……?」
「セナがいいんだ 一生離さない」
花束が潰れるのもかまわずにシンは瀬奈を抱き寄せ口づけをかわした。
「シ、シン……?」
ダークスーツを着こなしたシンが黄色いバラの大きな花束を持って瀬奈に向かって歩いてきた。
「セナ」
自分の名前を呼ぶシンの声が今まで緊張していた瀬奈の気持ちを和らいでくれた。
セナと呼ばれて笑みをシンに向けていた。
「シン」
大きな黄色い花束を差し出されて瀬奈は反射的にそれを受け取る。
「綺麗な花束……」
どうしてシンがここにいるの?
どうして花束なんか……?
花束とシンを交互に見る瀬奈にシンが微笑む。
「セナ、愛しているよ 一生側にいて 結婚して欲しい」
えっ!?
シンの口から出た言葉に驚く。
「シ、シン……プロポーズ……?」
「もう離れていられないんだ」
注目を浴びすぎているのはわかったが前回やんわりと断られているシンは公衆の面前でプロポーズをした。
瀬奈の目から涙が溢れ出た。
「シン……わたしでいいの……?」
「セナがいいんだ 一生離さない」
花束が潰れるのもかまわずにシンは瀬奈を抱き寄せ口づけをかわした。