君がいれば・・・①
警備員の後ろには数え切れないほどのファンがいる。
騒ぎは酷くなる一方。
瀬奈のいないこの場所は無意味だ。
シンは早めに切りあげようと適当に服を選んだ。
シンが瀬奈の事を聞くのはまずいので、ジフンが支払いの時に聞いてみた。
「昨日、ここに来たのですが えーと……木下……セ……」
「木下 瀬奈の事ですか?彼女が何か?」
店員はジフンに答えながらも顔はシンの方を見てうっとりしている。
「いえ、昨日アドバイス……してくれたので……今日は……?」
ジフンがわざとたどたどしい日本語で聞く。
「今日彼女はお休みの日なんです せっかくマジかで韓国スターを見られたのに彼女は可愛そうですね」
自分の幸運が信じられない。
目の前に韓流王子様とまで言われているパク・シンがいるなんて。
おまけに大スターににっこり微笑まれた自分は今死んでも悔いは残らないかもと。
「ありがとう いい買い物が出来ました」
シンはニコニコ嬉しそうな店員にお礼を言うとその場を去った。
騒ぎは酷くなる一方。
瀬奈のいないこの場所は無意味だ。
シンは早めに切りあげようと適当に服を選んだ。
シンが瀬奈の事を聞くのはまずいので、ジフンが支払いの時に聞いてみた。
「昨日、ここに来たのですが えーと……木下……セ……」
「木下 瀬奈の事ですか?彼女が何か?」
店員はジフンに答えながらも顔はシンの方を見てうっとりしている。
「いえ、昨日アドバイス……してくれたので……今日は……?」
ジフンがわざとたどたどしい日本語で聞く。
「今日彼女はお休みの日なんです せっかくマジかで韓国スターを見られたのに彼女は可愛そうですね」
自分の幸運が信じられない。
目の前に韓流王子様とまで言われているパク・シンがいるなんて。
おまけに大スターににっこり微笑まれた自分は今死んでも悔いは残らないかもと。
「ありがとう いい買い物が出来ました」
シンはニコニコ嬉しそうな店員にお礼を言うとその場を去った。