君がいれば・・・①
******
シンは最上階のスイートルームで落ち着きなく部屋の中をうろついていた。
腕時計を見ると7時をとっくに回っている。
くそっ 兄貴の奴、なぜ携帯に出ないんだ!
ちゃんとセナを連れて来てくれるか心配だ。
その時、部屋のドアが開いてジフンが入って来た。
「遅かったな!」
「安心しろよ 彼女は連れて来た ちょっとてこずったけどな」
シンがジフンの後ろに目をやる。
「一緒に来るわけないだろ、記者がうろついていると言うのに」
シンが脱力したようにソファーに座った。
本当にあのシンか?
初めての恋みたいに腑抜けになっているシンを見るのは初めてだ。
シンは最上階のスイートルームで落ち着きなく部屋の中をうろついていた。
腕時計を見ると7時をとっくに回っている。
くそっ 兄貴の奴、なぜ携帯に出ないんだ!
ちゃんとセナを連れて来てくれるか心配だ。
その時、部屋のドアが開いてジフンが入って来た。
「遅かったな!」
「安心しろよ 彼女は連れて来た ちょっとてこずったけどな」
シンがジフンの後ろに目をやる。
「一緒に来るわけないだろ、記者がうろついていると言うのに」
シンが脱力したようにソファーに座った。
本当にあのシンか?
初めての恋みたいに腑抜けになっているシンを見るのは初めてだ。