君がいれば・・・①
「セナはどこにいるんだ?」
「ディアナがもうすぐ連れてくる」
ジフンが言っている最中にインターホンが鳴った。
ジフンが出ようとすると、シンが先にドアノブに手をかけた。
この階にはボディーガードを各所に配置しているから記者やファンなどは入れない。
シンが扉を開ける。
目の前にむすっとした表情の瀬奈が立っていた。
横にはディアナもいる。
「セナ……」
上を向いた瀬奈は背の高い彼を見た。
目と目があって彼が瀬奈に微笑む。
病気なのかと心配もした。
だけど目の前の彼は健康そのものに見えた。
「嘘つきっ!」
瀬奈はそれだけを言うと脱兎のごとくその場から逃げ出した。
「セナっ!」
シンが追いかける。
「おい!シン!」
ジフンが驚きと共にあきれる。
ディアナも訳が分からずにポカンとした表情で2人を目で追っていく。
「ディアナがもうすぐ連れてくる」
ジフンが言っている最中にインターホンが鳴った。
ジフンが出ようとすると、シンが先にドアノブに手をかけた。
この階にはボディーガードを各所に配置しているから記者やファンなどは入れない。
シンが扉を開ける。
目の前にむすっとした表情の瀬奈が立っていた。
横にはディアナもいる。
「セナ……」
上を向いた瀬奈は背の高い彼を見た。
目と目があって彼が瀬奈に微笑む。
病気なのかと心配もした。
だけど目の前の彼は健康そのものに見えた。
「嘘つきっ!」
瀬奈はそれだけを言うと脱兎のごとくその場から逃げ出した。
「セナっ!」
シンが追いかける。
「おい!シン!」
ジフンが驚きと共にあきれる。
ディアナも訳が分からずにポカンとした表情で2人を目で追っていく。