君がいれば・・・①
「お願いだ セナ」
シンが頼んでいる所へジフンがやって来た。
【シン、お前何しているか分かっているのか?記者に見つかったりしたら大変なことになるぞ】
ジフンが韓国語でたしなめる。
【そんな事はどうでもいい!】
瀬奈の腕を捕まえているシンも韓国語で苛立ったようにジフンに言い放つ。
「セナ?」
瀬奈を見ると大きな目から涙が溢れていた。
「セナ、泣かないで」
シンは胸に瀬奈の身体を引き寄せた。
それを見たジフンは天に仰ぐような格好をした。
廊下でラブシーンはやめてくれ……。
ジフンは言葉にしたかったが抑えた。
引き寄せられた瀬奈はシンの胸で泣いていた。
嘘を吐かれたことが悲しいけど彼にどれだけ会いたかったか今知った。
【早く部屋へ戻ってくれ】
再びジフンの韓国語。
瀬奈が落ち着いたのを見ると瀬奈の体を抱えながら部屋に向かった。
これではディアナに頼んだ意味がないなとジフンは思ったのだった。
シンが頼んでいる所へジフンがやって来た。
【シン、お前何しているか分かっているのか?記者に見つかったりしたら大変なことになるぞ】
ジフンが韓国語でたしなめる。
【そんな事はどうでもいい!】
瀬奈の腕を捕まえているシンも韓国語で苛立ったようにジフンに言い放つ。
「セナ?」
瀬奈を見ると大きな目から涙が溢れていた。
「セナ、泣かないで」
シンは胸に瀬奈の身体を引き寄せた。
それを見たジフンは天に仰ぐような格好をした。
廊下でラブシーンはやめてくれ……。
ジフンは言葉にしたかったが抑えた。
引き寄せられた瀬奈はシンの胸で泣いていた。
嘘を吐かれたことが悲しいけど彼にどれだけ会いたかったか今知った。
【早く部屋へ戻ってくれ】
再びジフンの韓国語。
瀬奈が落ち着いたのを見ると瀬奈の体を抱えながら部屋に向かった。
これではディアナに頼んだ意味がないなとジフンは思ったのだった。