君がいれば・・・①
「電話してくるね」
連絡を入れておけば遅くなっても何も言われない。
でも誰と一緒かはまだ言えない。
たぶん言っても信じてくれないと思う。
バッグから携帯を取り出して家にかける。
『瀬奈、どうしたの?遅いじゃない』
母の典子だ。
「うん 友達に誘われて食事に来ているの」
『まさか男の人じゃないわよね?そんなわけないか~ 瀬奈に男が出来たらびっくりだわよ』
「ちょっと遅くなるから」
そう言ってから切ろうとした。
連絡を入れておけば遅くなっても何も言われない。
でも誰と一緒かはまだ言えない。
たぶん言っても信じてくれないと思う。
バッグから携帯を取り出して家にかける。
『瀬奈、どうしたの?遅いじゃない』
母の典子だ。
「うん 友達に誘われて食事に来ているの」
『まさか男の人じゃないわよね?そんなわけないか~ 瀬奈に男が出来たらびっくりだわよ』
「ちょっと遅くなるから」
そう言ってから切ろうとした。