赤とオレンジの空
不安


今日がやってきた。
私にとって1日というのは
親に怒られるより好きな
ことが出来ないことより辛い。

なぜなら、
私(宮沢 七海ミヤザワ ナナミ)は
小学6年〜中学2年まで
いじめられっこだった。
っというより
今だにいじめられている。


いじめられる理由は、
6年生から徐々に女の子
体型になり、みんなより
ぽっちゃりしていたから。


そんな単純な事で
いじめられるんだ。
6年生の時の言葉はすごい。


『お前去年と全然違うよな。』

『豚は豚小屋にいけ。』

『お前がいると気持ち悪い。』


こんなのが毎日続いていた。

女子のみんなも笑うばかりで
誰も助けてはくれず。
悪口は日々悪くなるばかり。

中学にもなったら
話すことすらなくなる。
男女ともから、
無視されているのだ。

そんな私は
不安でいっぱいだった。
不安でしょうがない時は、
散歩をして気を紛らわせる。


散歩途中に自分で作った
秘密基地で毎日泣いている。

泣いて…泣いて…泣いて………
泣き止むまで思いっ切り泣く。

そしていつも
最後にこう願うの。


『神様、お願いします。
 私に大事な友達を下さい。』


今日もまたお願いをした。。

そして私は星にむかって
こうつぶやくの。


『神様。いるなら返事して?』

『友達って必要なの?』


『なんで私だけが
    いじめられるの?』


もう辛いよ…。
なにをしても無駄なの。
化粧をしたってダイエット
したって見向きもしないんだ。


『人は変われないんだ。』
いつも自分の心の中で
つぶやいていた。


はぁ…。


生きて行くの辛いな…



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