赤とオレンジの空
こんな幸せずっと続きたい。
毎日願ってる気がする。
でも、ほんと飛鳥は
信じ合える気がするし
これからも仲良く出来そう。
そう思ってるのは
私だけだったりしてね………。
飛鳥がいなくなったら
どうすればいいんだろう?
『七海…?
どうかしたの?』
『ううん。
なんでもないよ。』
『なんでもないような
顔してないから不安だよ。
話聞くから話してほしいな。』
飛鳥にはいつもやられるよ。
話上手っていうのか、
話を進められるように
してくれているっていうのか…。
『なんね、
飛鳥とずっと居て突然、
飛鳥がいなくなったら
どうすればいいのか
わからなくなってさぁ。
不安でしかたがなかった。』
『飛鳥も考えたことあるよ。
突然、七海がいなくなったら
どうしよう……って。
そんな事あったら、飛鳥は
絶対に立ち直れない。』
飛鳥でもそんな事
思っていてけれたんだ。
『嬉しい。
なんかそれ聞いたら安心した。』
『よかった。
ちょっとそこの
トイレに行ってくるね。』
『わかったよー。
ゆっくり行ってきて。笑
私、そこの雑貨屋にいるから!』
『わかった。』