赤とオレンジの空
『わかるかも!
自然っていいよね。
将来は自然な
場所に住みたいな。』
なんでこんなに話が合うんだろ?
奇遇にも程があるよね………?
飛鳥と私は友達になる
運命だったの?
こういうとき
すごく運命とか奇跡とか
あるんだなぁ〜って思う。
『わかる〜。
そして将来はお互い横に
住んでたりしてね。笑』
『それ良い!!
一緒に住むのも良いかもよ?』
そんな話をしながら
飛鳥と私は帰って言った。
今日は私にとって
一人から抜け出した日。
最高の友達が出来た日。
最高の思い出が出来た日。
なにもかもが飛鳥が最初だよ。
これからもよろしくね。
『なにさっきから人の顔
じろじろ見てるのー?
なんか付いてる?』
『なんでもなーい。
ただ、飛鳥が友達で
よかったなぁ〜って思ってた。』
『うわ。
かなり照れる///。
でもちょっと違うかも。
友達というより親友だよ!!』
ほんと…………?
親友?
私が親友でもいいのかな。
『七海が親友になってもいいの?』