赤とオレンジの空
今自分から凪の彼女に
なる前提のこと考えちゃった…。
うわー。
絶対にやだよ。
無理無理無理無理〜。
『正解!!
やっぱりしってたんでしょ?
なんか、凪が七海のこと
気になってるらしいよ。
最近、よく七海の話聞くし!!
七海って好きな人いるのかな?
とかよく聞く。そして、
七海の好きな人聞いてって
頼まれたんだよね…。
言ってよかったか
わかんないけどさ…。
なんか、好きな人いるなら
諦めるとか言ってたよ。』
ほんとに?
ってか凪が………?
あまり話したことないし。
ってか好きじゃない。
しかも、あんなに凪の
周りに可愛すぎる女子が多いのに。
『じゃあ、
好きな人いるらしい。
って言っといて〜!!』
『無理だよ!!
今さっき、七海の口から
いないって聞いたし!!
凪には、頑張ってって
言っとくからさ。』
好きな人いる。
っていえばよかった…。
飛鳥、先に言ってよ〜。
しかも、アイツに
頑張ってって言わないでよ。
なんか、悲しくなるじゃん。
『凪のこと、好きじゃない。』