New Style☆
その日私はトイレで夜中に目が覚めた。
トイレに行こうと思い、お母さん達の寝室の前を通った。
「んぁ..ふぁ.あ..あん」
え?
お母さん?
「ぁん...もっとぉ..」
お母さんと新しいお父さんの甘い声が聞こえた。
ううん。
私には悪魔の声だったんだ。
どうしていいか分からず私はぼーっと金縛りにあったかのように立ちつくしていた。
「っ!...結花!そこで何してるの!?のぞき見?悪趣味ね。」
「へ?あっ...ごめんなさい」
「早く部屋戻りなさい!私の幸せな時間の邪魔しないで!」
私は耳を塞ぎながら急いで自分の部屋に戻った。