★短編★君に会えたら
「それが、勿体ないんだよ。
松井がそお決めつけてるだけで
本当は違うかもしれないじゃん」


私は手に持っていたドリンクのカップを強くテーブルに置いた。

「何も、知らないくせに!よけいなお世話」

私がどんなに嫌な思いをして

苦しくて 悲しくて
悩んで、悩んで。

今日だって…

私は席を立つと吉野を見ずに、マックからでた。

そのまま、歩道橋を通り
止めてあった自転車で、自宅に戻った。
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