不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
もう手抜きでカレーとサラダで良いよね。



星「オモチャ安そうだね。
今度、日本製の高級なオモチャを――…」



百「いらないからねッ!!」



ちょっと目を離せば、星弥は厭味を教えるんだから。

…普通、あり得ないでしょ。

玉ねぎの皮を剥ぎながら星弥を見ると、「ごめんなさい;;」と、こちらを見た。



百「や…謝らなくても良いけど」



気持ちは嬉しいからね。

オモチャをくれようとした気持ちは。

私がいらないのは、“高級なオモチャ”だ。

壊れたり、すぐ使わなくなる日が来るんだし。

この方にわかる日は来るだろうか…。
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