不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
太「啓太と2人、何を話す事があるんだよ?」



百「何って…」



太「ずいぶん、楽しんでたらしいじゃねぇか。傍に居たアンソニーの存在にも、気付かずに」



…アンソニー?

近くに居たわけ?



百「確かに、気付かなかった。
でも、誤解される事は何もないから」



太「やましい事があるヤツほど、そう言うよな」



百「は…?」



さすがに、聞き捨てならなかった。

私と啓太を疑うなんて、心外で。

こんな太一を、愛した記憶は全くない!
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