不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
Ⅴ‐雅之はお節介だね
啓「疑われた男の家に来て、お前は馬鹿か?」
百「私もそう思うよ…」
23時過ぎ、私は実家ではなく、啓太のマンションへと来てしまった。
こいつに安心感はないが、かと言って、春仁の家に行ったら、事態はややこしくなりそうで。
既にここに居る事がバレたら、離婚されそうだ。
啓「ま、ゆっくりしてけよ。俺がここで寝てやるから」
百「…どーも」
恩着せがましく言う啓太に、少しイラッとしたのは内緒。