不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
チャイルドシートで眠ってた健一だけど、寝室で眠る太一の横に寝かせると、パジャマ代わりのTシャツを掴み、安心したような表情になった。

…小さいのに、何でもわかるんだね。

静かに寝室を出て、リビングに行くと、ソファーに投げ置いた携帯が点滅して居た。

“1:30 雅之携帯”

雅之からの着信。

…こんな時間に?

予想外の相手からの電話に戸惑いながら、私は折り返し、電話をした。
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