独占★Honey
*美亜side*


どっこもおかしいとこないよね?

だ、大丈夫だよね??


胸元のリボンを抑えながら

鏡を何度も見る。



「大丈夫だよ。」


「へっ!?」



いつのまにか後ろに司くんがいた。



「心の声、だだもれ。

早くしねぇと、辰巳に置いてかれるぞ!!」


「っな!!
別に、辰くんと行きたいわけじゃ、ないもん!

い、行ってきます・・・・。」




「行ってらっしゃい!」




ちなみに、司くんとは、わたしのお兄ちゃん。

今年から大学1年で
高校の3年間は一人暮らししてたんだけど、大学は実家の方が近いから今年からはまた一緒に暮らしてる。




そして・・・・
辰くんは



「美亜!!!おはよ♪」



「お、おはよう!」




この人。


わたしの幼馴染なの。





小さいころから、いつもわたしと一緒にいてくれる。





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