独占★Honey
「美亜、好きだよ。」
「な////
そ、そーゆうこと、冗談で言わないでって言ってるじゃん。
もう、辰くんなんて知らないもん!!」
美亜は、真っ赤になって玄関の中に入ってしまった。
「・・・冗談じゃないのに。」
でも、今はまだいい。
俺が美亜を本気で好きだ
って美亜が理解するのには
相当時間がいるから。
俺は根気よく頑張るよ。
先輩にも、誰にも負けない。
渡さない。
「よし!!
もう一回本気で頑張ってみよっかな。」
俺は、新たに決意をもって
家へと足を進めた。