独占★Honey
そんなことを思っていたらあほらしくなってきた。
俺は得意な超絶スマイルを浮かべて
「ドリンクバーください♪」
「は、はい///」
「じゃあ、あたしも。」
「はい・・・。」
おもしろい。
声のトーンの変わりよう・・・・。
ルミを俺の彼女とでも思ったんだろう。
まぁ、彼女っちゃ彼女なんだけど。
「辰巳くん、なんでだれに対してもいい顔するの?」
店員の後姿眺めながらルミがふいにつぶやく。
「いい顔?」
「そう。
蜂谷さんが好きなら、蜂谷さんだけにいい顔すればいいじゃん。」
美亜、か・・・・・
今は美亜のこと思い出したくないんだけどな。