独占★Honey
「美亜は、俺が告白しても
冗談としか受け取らないんだ。昔から。
俺は、美亜以外に告ったことないし、
美亜以外にだきついたこともない。
美亜にしか『可愛い』って言わないし、
美亜にしかこんなにも尽くさない。
美亜しか見えないんだ。
美亜しか愛せない。」
けど、美亜は・・・・
「けど、美亜には俺の気持ちきっと半分も伝わってない。
『美亜だけだ』
っていくら言ったって信じてくれない。」
「ドリンクバーふたつお持ちいたしました。
あちらの機会でドリンクをおいれください。」
俺たちの空気を読んでか、早々に退散する。
「もう、俺どうすればいいんだよ・・・。
どうすれば、美亜が信じてくれる?
俺を好きになってくれる?」
わからない。
だって俺、恋がかなったことないもん。
美亜にしか恋してないから
恋が実る方法なんて、知らないもん・・・・。