冬恋 ~フユコイ~
きっと、お義母さんの目を盗んで電話してきてくれたんだよね?
だって・・・電話の向こうは、物音一つしないから。
「美紗・・・」
「ん、何?」
「すまない!<(_ _)>」
「え、何?
ヤだ、何言ってんの?」
突然の事に驚きを隠せない。
「私は・・・自分の幸せと引換えに・・・
お前を見捨ててしまった。
本当にすまない」
「そ、そんな事、ないって!
私は女だし、いずれ結婚すれば家を出て行く身だよ?
だから・・・そんな事、気にしないで」
「本当にお前には、肩身の狭い思いをさせて・・・すまない事をした。
お前が幸せになる事が、父さんの一番の願いだから・・・」
「もう、新年早々ヘンな事言わないでよ!
切るよ?」
「分かった・・・。
身体に気をつけるんだぞ?」
「お父さんも、ね」
「ああ」
だって・・・電話の向こうは、物音一つしないから。
「美紗・・・」
「ん、何?」
「すまない!<(_ _)>」
「え、何?
ヤだ、何言ってんの?」
突然の事に驚きを隠せない。
「私は・・・自分の幸せと引換えに・・・
お前を見捨ててしまった。
本当にすまない」
「そ、そんな事、ないって!
私は女だし、いずれ結婚すれば家を出て行く身だよ?
だから・・・そんな事、気にしないで」
「本当にお前には、肩身の狭い思いをさせて・・・すまない事をした。
お前が幸せになる事が、父さんの一番の願いだから・・・」
「もう、新年早々ヘンな事言わないでよ!
切るよ?」
「分かった・・・。
身体に気をつけるんだぞ?」
「お父さんも、ね」
「ああ」