冬恋 ~フユコイ~
12月29日(水)
[浩輔side]
一泊で箱根に出掛けた。
東京から遠過ぎず、ゆっくり出来る場所。
昔からの馴染みの旅館。
一部屋押さえて欲しいと頼むと、快く返事をくれた女将。
離れにある部屋は露天風呂もあり、
他の客に会う事もないまま、のんびり美紗と過ごせた。
浴衣姿の美紗は色っぽくて乙だったな。
どんどん美紗に嵌(はま)って行く俺。
もうニューヨークになんて帰りたくないほどに。
でも、美紗を幸せにするには
仕事を蔑(ないがし)ろには出来ない。
誰か代理を立てて、一日も早く帰国したいと切に思う。
一泊で箱根に出掛けた。
東京から遠過ぎず、ゆっくり出来る場所。
昔からの馴染みの旅館。
一部屋押さえて欲しいと頼むと、快く返事をくれた女将。
離れにある部屋は露天風呂もあり、
他の客に会う事もないまま、のんびり美紗と過ごせた。
浴衣姿の美紗は色っぽくて乙だったな。
どんどん美紗に嵌(はま)って行く俺。
もうニューヨークになんて帰りたくないほどに。
でも、美紗を幸せにするには
仕事を蔑(ないがし)ろには出来ない。
誰か代理を立てて、一日も早く帰国したいと切に思う。