《完》守って! SILVER☆EYES ~狼クンとファンタジーラブ~

刺客はアブないお兄サマ!?

     ☆☆☆☆☆



「どう、何もかわった
ことはない?」



……銀と出会って3日目。



涼香と並んで歩いて登校
しながら、あたし達は
小声で会話。



「うん、特に何も……
あたしには」



「そっかぁ〜。

ねぇ銀、その刺客って
いうの、いつ来るか
わかんないの?」



何もない空間に涼香が
話しかけると、どこから
ともなく声だけが返ってくる。



『そんなのがわかるなら、
オレがずっと姫を
見張ってる必要ない』


_
< 118 / 426 >

この作品をシェア

pagetop